49歳

いい日旅立ち…
俺は昔からずっと言っているけれど、国歌にすべきなんだよ。

そして全国の校歌は舟木の高校三年生で統一していいんだ。

父：昴ｰすばるｰ
母：冬の稲妻
恵：三都物語
俺：遠くで汽笛をききながら

敢えてひとつならな。オヤジは想像だけどね。

谷村ほどの天才はいない。
腐るほどの名曲があるから、誰も一致なんかしねーよ。

白いシーツをまきつけ 背中でサヨナラの
悲しい別離を感じてた 窓の外は光る海

やさしさだとか愛だとか 綺麗な言葉など
信じれる程 若くはない それは知っていたけれど

22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ
何故かわかる貴方

私の髪の煙草の匂い 消えるまでの思い出ね
私の髪の煙草の匂い 消えるまでの思い出ね

やさしくもない貴方に 振りまわされた日々
遊びのふりを続けるには 夏は少し長すぎた

激しい愛の言葉で つづられた歌など
しばらくはもう聞きたくない 強がるには疲れ過ぎた

22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ
何故かわかる 貴方

愛の映画に照れて笑った 貴方が寂しかったわ
愛の映画に照れて笑った 貴方が寂しかったわ

49歳になれば少しずつ 臆病者になるわ
何故かわかる貴方

あー夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配
あー夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配